レトロ感があり、かわいくて小さいクルマは日本車の専売特許ではない。ここでは、エモーショナルなクルマを作らせたら右に出るものはいないイタリアから、フィアット 500をチョイスし、中古車購入ポイントを伊達軍曹どのが指南する!!
【画像ギャラリー】このクルマはとんでもないものを盗んでいきました!!日本のクルマ好きの心を盗んでいったフィアット 500(16枚)
※本稿は2025年7月のものです
文:伊達軍曹/写真:ステランティス、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年8月10日号
イチ推しユニットは0.9Lツインエア
1957年に登場した「フィアット ヌオーヴァ500」のデザインモチーフを採用したイタリアンコンパクト。パワーユニットは1.2Lまたは1.4L直4と、0.9L・2気筒ターボの3種類で、トランスミッションは5速セミATが基本。
●中古車購入ポイントは?
1.2L直4搭載グレードの中古車流通量は豊富だが、クルマ好きの観点からすると若干非力。イチ推しユニットは0.9L2気筒ターボのツインエアだ。
そのうえで狙い目を考えると、中古車としてちょうどいい塩梅なのは総額70万円前後の「ツインエアラウンジ」。ただ、装備内容がシンプルでも気にならないなら、同価格帯の「ツインエアポップ」も悪くない。
●フィアット 500
・中古相場:約25万〜310万円
・新車時価格:195.0万〜344.0万円
・年式:2008年〜
・入手しやすさ:★★★★☆
・中古車オススメ度:★★★★☆