高機動車の体験試乗で6人軽傷 2等陸曹を戒告


 陸上自衛隊は10日、相馬原駐屯地(群馬県榛東村)で4月に行われた高機動車の体験試乗で事故を起こし、同乗した参加者6人に軽傷を負わせたとして、車を操縦した第48普通科連隊の男性2等陸曹(39)を戒告の懲戒処分とした。

 同駐屯地によると、事故が起きたのは4月13日午前11時20分ごろ。第12旅団創立18周年・同駐屯地創設60周年記念行事の高機動車の体験試乗で、2等陸曹が車を木に衝突させた。この事故で、同乗していた6人が首を捻挫したり、肋軟骨を折ったりするなど軽傷を負った。

 第48普通科連隊長の高根徳通1等陸佐は「被害に遭われた方に改めておわびする。隊員に対する指導をさらに徹底し、再発防止に努める」とコメントした。



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