今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、6月16日から第12週「逆転しない正義」に入る。あらすじと場面カットが公開された。
◇以下、ネタバレがあります
「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。
第12週では、中国福建省に上陸した嵩(北村匠海さん)は宣撫班勤務を命じられ、健太郎(高橋文哉さん)と共に占領地の民心を安定させるための紙芝居を作ることに。2人が新作の紙芝居を作っては公演する日々を過ごす中、日本の敗戦は決定的となり……。
そのころ朝田パンは、材料そのものがなくなり休業に追い込まれていた。そして、子供たちも勤労奉仕となり、のぶ(今田さん)は生徒たちと働き手がなくなった農家の手伝いをしながら教壇に立っていた。