読売テレビ「かんさい情報ネットten.」 BPOが放送倫理違反と認定

[ad_1]

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は10日、個人の性別をめぐる不適切な取材が問題となっている読売テレビ(大阪市)の報道情報番組「かんさい情報ネット ten.」について、放送倫理違反があったとの見解を示した。

 意見書では、今回の問題点を「撮影チームの個々人が、プライバシーに対する感性やLGBTについての知識や問題意識を持ち合わせていなかった」「性別のいうプライバシーに安易に踏み込んだ」と指摘。「人権の尊重」と「報道における表現は、節度と品位をもって行わなければならない」と求める日本民間放送連盟(民放連)の報道指針に反する放送倫理違反などがあったと判断した。

 同番組内の企画コーナー「迷ってナンボ!」は、お笑いタレントが街に出て人々の疑問を調べる。5月10日の放送分では、飲食店員の「性別が分からない常連客がいる」との声を取り上げ、お笑いタレントが常連客に執拗(しつよう)に質問したほか、体に触ったり、保険証の性別欄を確認したりした。

 番組への厳しい意見を受け、後日、同局は謝罪している。

[ad_2]

Source link