NHK連続テレビ小説の最新作「ばけばけ」が、9月29日の放送開始を前に、公式X（旧Twitter）アカウントで主要人物の紹介図を公開し、大きな注目を集めています。主人公の松野トキを中心に、総勢15名に及ぶ豪華な俳優陣が名を連ねる相関図は、早くも視聴者の間で大きな話題となっており、作品への期待が一段と高まっています。
物語の背景と魅力：明治日本を舞台に「怪談」を愛する夫婦の日常
NHK朝ドラ「ばけばけ」の公式ロゴとタイトル。
本作は、NHK連続テレビ小説の第113作目として、島根県松江を舞台に、没落士族の娘・小泉セツと、明治期の日本で活躍した作家ラフカディオ・ハーン（小泉八雲）をモデルに描かれています。急速な西洋化の波が押し寄せる明治日本という激動の時代の中で、「怪談」をこよなく愛する夫婦が、何気ない日常を大切に歩んでいくという、心温まる物語が展開されます。
主要登場人物と豪華俳優陣
NHK朝ドラ「ばけばけ」の豪華キャストが並ぶ人物紹介図。髙石あかり、北川景子、吉沢亮ら主要人物の相関図。
公開された人物紹介図には、物語を彩る個性豊かなキャラクターたちが詳細に記されています。
主人公・松野トキとその家族
主人公の松野トキは、民話や昔話を聞くのが大好きな一人娘で、若手実力派の髙石あかりさんが演じ、子ども時代は福地美晴さんが務めます。松野家の人々には、かつて松江藩の上級武士であった父・司之介を岡部たかしさん、出雲大社の上官の家で育ち、神々や目に見えないモノの話に詳しい母・フミを池脇千鶴さん、そして幕末をたくましく生き抜いた生粋の武士である祖父・松野勘右衛門を小日向文世さんが演じます。彼らが織りなす家族の絆が物語の核となります。
トキを取り巻く人々：雨清水家と松江で出会う人々
雨清水家の人々
トキの親戚にあたる雨清水家からは、松江藩に名をはせるエリート上級武士で人格者であり、トキを幼い頃から可愛がっている傳を堤真一さんが、トキに礼儀作法やお茶など武家の娘としての教養を厳しく教えるタエを北川景子さんが、そして雨清水家の三男でトキより2歳下の三之丞を板垣李光人さんが演じ、物語に深みを加えます。
松江で出会う個性的な面々
松江でトキが出会う人々の中には、トキとの交流が始まる英語教師のレフカダ・ヘブン（トミー・バストウさん）がいます。さらに、松江随一の秀才で、外国人教師として松江にやってきたヘブンをサポートする錦織友一を吉沢亮さんが演じます。
また、島根を日本が誇る一流の県へ押し上げようと情熱を燃やす知事・江藤安宗（佐野史郎さん）も登場します。江藤知事が島根の若者たちに英語教育の充実が不可欠だと考え、外国人教師としてヘブンを島根に招くという展開は、物語の重要な転機となるでしょう。
視聴者からの期待の声
この豪華なキャスト陣と物語の概要が公開されると、SNS上では「楽しみしかない」「キャストがすごい！」「岡部さんがお父様なんて、素敵なご家族が見えてきます！」「髙石あかりさんって、『鬼滅の刃』の舞台で禰豆子の役を演じた人だよね」など、期待を寄せる声が多数寄せられています。
結論
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」は、豪華な俳優陣と、明治日本という魅力的な時代を舞台にした「怪談」を愛する夫婦の物語で、早くも多くの視聴者から高い期待を集めています。9月29日の放送開始に向けて、その動向にますます注目が集まることでしょう。
