お笑いコンビ「サバンナ」の高橋茂雄(49)が、8日放送のテレビ朝日系情報バラエティ番組「ザワつく!金曜日」に出演し、自身の父親が歯科医であるという意外な事実を明かし、視聴者の注目を集めました。高橋が語った、家族にまつわる面白くも厳しいエピソードは、スタジオを爆笑の渦に巻き込みました。
歯科医一族としての生い立ち
番組では、共演者の元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が「歯医者さんが本当に嫌だった」と語ったのに対し、高橋茂雄はすかさず「実家が歯医者さんなんです」と告白。さらに驚くべきことに、「実家が歯医者さんで、兄も親戚とかもめっちゃ歯医者さん」と述べ、自身の家系が代々歯科医を営む、まさに“歯科医一族”であることを明らかにしました。
サバンナ高橋茂雄氏が、テレビ番組で家族の意外な一面を語る様子。
虫歯検診での“患者優先”エピソードに共感と笑い
そんな歯科医一家に育った高橋には、子どもの頃の虫歯治療にまつわるユニークなエピソードがあります。小学校の虫歯検診で初めて引っかかり、「歯医者に行け」という紙をもらった際、高橋は「初めて実家が歯医者なことが役に立つと思って。そのまま行けると思って」と、自宅の下にあった父親のクリニックへ直行しました。
しかし、そこで待っていたのは、家族だからといって容赦しない父親のプロフェッショナルな対応でした。「“あかん”って。“患者さんが先やから並びなさい”って言われたんですよ」と、まさかの門前払い。これには高橋も「なんでやねん!息子先ちゃう?」と泣きながら、近所の別の歯医者へ向かったといいます。
ところが、話はそこで終わりません。高橋が訪れた別の歯医者から父親の元へ電話があり、「高橋さんの所の息子さんが来ているけどどうする?」と連絡が入ると、父親は即座に「今すぐ追い返してください」と指示したというのです。この歯科医業界の横のつながりと、父親の徹底した「患者優先」の教育姿勢が、高橋の口からユーモラスに語られ、スタジオは大きな笑いに包まれました。
家族の厳しさが育んだ個性
サバンナ高橋茂雄が明かした父親とのエピソードは、彼のパーソナリティを形成する上で、いかに家族の影響が大きかったかを示すものでした。厳格ながらもユニークな教育方針を持つ父親とのやりとりは、高橋のトークスキルや人柄にも繋がっているのかもしれません。このエピソードは、多くの視聴者に笑いと共感を呼び、高橋の新たな一面を知るきっかけとなりました。
参考文献:
- Yahoo!ニュース. 「サバンナ」高橋茂雄が父親の職業を告白!まさかの歯科医一族にスタジオ驚きのエピソードも. 2025年8月9日. https://news.yahoo.co.jp/articles/470c28466889667c384000054a869db1e4421d2b