補正予算案、防衛費過去最大4200億円 PAC3改良前倒し

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 政府は10日、近く閣議決定する令和元年度補正予算案の防衛費として、過去最大となる約4200億円を計上する方向で最終調整に入った。朝鮮半島情勢の緊迫化を受け、弾道ミサイル防衛(BMD)能力の強化などを前倒しする。また、外務省関連は約1300億円とする方針も固めた。複数の関係者が明らかにした。

 北朝鮮が今年に入り20発を超えるミサイル発射を繰り返していることを受け、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の改良型「PAC3-MSE」への改修費を盛り込む。防衛省は4年度末までに現行のPAC3を改良型に入れ替えていく方針だが、補正予算を活用することで配備の前倒しを図る。

 台風被害が相次いだことから、災害対処能力向上のための資機材や、新型主力輸送機C2の整備費なども計上。自衛隊の情報収集能力を強化するため、P1哨戒機や小型無人機対処機材などの整備費も盛り込む。

 外務省関連では、人道・テロ対策分野での各国への支援のほか、国連分担金などを計上。テロや襲撃の脅威が高い地域の在外公館に防弾車を配備するなど警備態勢も強化する。

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