アメリカのバンス副大統領は、アメリカメディアのインタビューで、トランプ大統領とロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の3者による首脳会談を模索していると述べました。
バンス副大統領「最大の行き詰まりは、プーチン大統領がゼレンスキー大統領とは絶対に会わないと言ったことだ。それをトランプ大統領が変えようとしているところだ。3人のリーダーがいつ戦闘終結を話し合うテーブルにつけるのか、スケジュール調整なども含めて作業中というのが率直なところだ」
バンス副大統領は10日に放送されたFOXニュースのインタビューでこのように述べ、「プーチン大統領がトランプ大統領に会う前にゼレンスキー大統領に会うのは生産的ではない」との見方を示しました。また、和平案については「最終的にはウクライナとロシア双方にとって不満を伴うものになるだろう」と述べました。
こうした中、ロシアに有利な和平案を警戒しているゼレンスキー大統領は11日、自身のSNSに「戦闘終結は公平でなくてはならない」と投稿しています。