メイプル超合金・カズレーザーさん(41)と女優・二階堂ふみさん(30)の電撃結婚は、日本中に大きな衝撃を与えました。この度、過去に二階堂さん本人を取材した経験を持つ本紙記者が、彼女の知られざる人柄と内面に深く迫ります。この結婚発表を機に、多くの人が彼女の多面的な魅力に一層注目していることでしょう。
カズレーザーとの結婚で注目を集める女優・二階堂ふみ
礼儀正しさの奥に秘めた「芯の強さ」
2023年、映画『月』での演技が高く評価され、報知映画賞の助演女優賞を受賞した二階堂さんにインタビューする機会がありました。初めて会った時の印象は、非常に「礼儀正しく、物腰が柔らかい人」というものでした。しかし、話を進めるにつれて、その印象は大きく変化。「自分の考えをしっかりと持ち、内面に揺るぎない芯の強さを秘めた人」であることが明確になっていきました。
沖縄の地が育んだ社会への眼差し
彼女の深い思考の原点には、沖縄出身であることが強く影響しています。二階堂さんは、「かつて第二次世界大戦で地上戦が行われ、現在も米軍基地が存在する環境で育ったことで、自然と社会問題について深く考えるようになった」と語っています。さらに、「まだ知らないことが多いし、知るべきこともたくさんある」と付け加えるその言葉からは、知的好奇心と社会に対する誠実な姿勢が強く感じられました。
動物を愛する心と菜食主義
二階堂さんは動物をこよなく愛しており、「犬2匹と猫4匹とのんびり昼寝をするのが至福の時間」だと話していました。動物愛護の観点から、食事では肉類を一切口にしない菜食主義を貫いています。実際に報知映画賞の表彰式では、会場のホテルに特別に野菜中心のメニューを用意してもらうほどの徹底ぶりを見せていました。
報知映画賞授賞式でブラックスーツを着用した二階堂ふみ
30代を前に見据える「成熟」と「寄り添い」
インタビュー当時29歳だった二階堂さんは、「最近、自分の至らない部分も受け入れられるようになってきた。30歳になるのがとても楽しみ」と目を輝かせていました。また、30代に向けては「他者の多様性を受け入れたり、困難な状況にある若い人たちに寄り添っていきたい」という展望を語っており、その言葉からは年齢以上の成熟した思考と、他者への深い共感が感じ取れました。彼女の若々しい見た目とは裏腹に、その内面には確固たる大人びた雰囲気が宿っているのです。
二階堂ふみさんの結婚は、彼女の人間的な深さと多様な価値観を世に再認識させる機会となりました。彼女の揺るぎない信念と温かい心が、今後の活動にもどのように反映されていくのか、大いに注目されることでしょう。
Source: 報知新聞社