【マニラ時事】フィリピンのマルコス大統領は11日、中国と台湾が交戦状態になれば「巻き込まれるのは必至だ」と発言し、中国の反発を受けたことについて「事実を言っただけで、的外れだ」などと反論した。
記者会見で語った。
マルコス氏はインドを訪問中の6日、地元メディアに「台湾が侵攻されるような事態になれば、わが国は地理的にも、多くのフィリピン人が台湾にいる点からも巻き込まれざるを得ない」などと指摘。これに対し、「台湾問題は内政」と見なす中国側は「中国の核心的利益に関わる問題で火遊びをしないよう求める」と反発していた。