就業者が4ヶ月連続で30万人台増えたが… 民間部門「冷たい風」
2019.12.11 午前11:27
就業者数が8月以降11月まで、4カ月連続で30万人台以上の大幅増加を持続したが、60代以上と17時間未満の脆弱な仕事を除けば実質的にマイナスを見せるなど失速したことが分かった。
一方、製造業の就業者数は先月も2万6000人減少し、昨年4月以降20カ月連続の減少傾向を持続したことをはじめ、卸小売(-8万8000人)、建設(-7万人)、金融業(-3万3000人)などの民間部門は大きく萎縮した。
年齢別では60歳以上の就業者が40万8000人増加し、就業者の増加につながった。 60歳以上を除くと、実質的に失速したわけだ。 特に40代の就業者は先月にも17万9000人減り、雇用率も1.1%ポイントも急落した。 40代の雇用率の下げ幅は2008年12月(-1.1%)以来11年ぶりに最大の下げ幅である。 ただし、15-29歳の若年層は、人口が8万7000人減少したが、就業者は6万3000人増加した。
就職時間帯別で見ても、短期バイトをはじめとする、1-17時間の就業者が38万6000人増え、これを除けば中身がなかったわけだ。 高齢者の雇用と短期の就業者が指標の改善に大きな影響を及ぼしたものである。
これに対して企画財政部は、「就業者数と雇用率・失業率の3大雇用の指標の明確な改善の流れが4カ月連続で続き、雇用市場回復がさらに強固になる姿だ」と肯定的に評価した。 以下略
https://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111&rankingType=popular_day&oid=016&aid=0001612829&date=20191211&type=1&rankingSeq=5&rankingSectionId=101
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