米駆逐艦を「追い払った」、南シナ海スカボロー礁付近で=中国軍


同礁の海域内で米軍の活動が明らかになるのは少なくとも6年ぶり。前日には、同礁付近で中国船が「危険な行動と不法な妨害」を行ったとしてフィリピンが深刻な懸念を表明していた。

中国軍は声明で、13日に米駆逐艦「ヒギンズ」が「中国政府の承認なしに」海域に入ったと主張。「米国の動きは中国の主権と安全保障を著しく侵害し、南シナ海の平和と安定を著しく損なった」としている。

米海軍第7艦隊はロイターに対し、ヒギンズがスカボロー礁付近で「国際法にのっとった形で」航行の自由と権利を行使したと説明した。

この作戦は「航行の自由」と「海洋の合法的な利用」を擁護するという米国の信念を反映したものだと述べた。「米国はヒギンズがここで行ったように、国際法が許す限り飛行、航行、作戦行動を行う権利を守っている。中国がいかなる反対を唱えても、米国を阻止することはできない」と強調した。



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