昨年から本格的に芸能活動を再開したタレントの松本典子(57)が、13日にTBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」に生出演し、自身の芸名にまつわる驚きの事実を告白しました。アイドル時代の秘話と、長年の休業を経ての芸能界復帰に注目が集まっています。
「松」と「子」の命名秘話
松本典子は、1984年の「ミス・セブンティーンコンテスト」で網浜直子と共にダブルグランプリに輝き、翌1985年にシングル「春色のエアメール」でアイドル歌手としてデビューしました。彼女の芸名「松本典子」は、当時トップアイドルだった松田聖子(1980年デビュー)を発掘しプロデュースした音楽プロデューサー、若松宗雄氏によって名付けられたといいます。
アイドルとして活躍していた頃の松本典子さん。初々しい姿で当時の人気を彷彿とさせる。
若松氏が松田聖子に続く存在として、その成功にあやかろうと「松」と「子」の文字を用いた命名意図があったとのこと。しかし、松本典子本人は当時、群馬の実家にいる際に電話で芸名を聞かされ、「“まつもとのりこぉ?”とか思って、えーやだやだっていう方が先行しちゃって」と、正直な戸惑いを覚えたと明かしました。松田聖子との関連性を知ったのは、もっと後のことだったと振り返っています。
結婚、休業、そして待望の復帰
松本典子は、24歳だった1992年に当時プロ野球ヤクルトスワローズで活躍していた笘篠賢治氏(現野球解説者)と結婚。これを機に事実上、芸能活動を休止し、長らく子育てに専念してきました。
そして、子育てが一段落した昨年から、本格的に芸能界での活動を再開。今回のラジオ出演は、彼女が再び公の場に姿を現し、ファンに近況を伝える貴重な機会となりました。
まとめ
松本典子の芸名に秘められたトップアイドル松田聖子との深い縁、そして長年の休業期間を経ての華麗な芸能活動再開は、多くのファンにとって喜びのニュースです。今後、彼女がどのような活躍を見せてくれるのか、その動向に期待が高まります。