ドイツの少女像、移設拒否 韓国団体会長、撤去不透明


 ハン氏は、第2次大戦終戦から15日で80年となるのを前に少女像前で開かれた集会で演説し「性的な暴力の象徴であるこの像が、公の場所から撤去されるのを防ぐのがわれわれの使命だ」と訴えた。韓国人や日本人、ドイツ人ら約100人が少女像に献花するなどした。

 少女像はコリア協議会が2020年に設置した。日本側は22年、岸田文雄首相が来日したドイツのショルツ首相に撤去に向けた協力を要請。ミッテ区は24年9月、翌月末までの撤去を命令した。

 コリア協議会が命令差し止めを求める仮処分を申し立て、今年4月の裁判所の決定で9月28日までの存続が認められた。ミッテ区は7月、私有地を代替地とする方針を示した。



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