インド格付け「BBB」、18年ぶり引き上げ 経済成長を評価=S&P


[ムンバイ 14日 ロイター] – 大手格付け会社S&Pグローバル・・レーティングは14日、インドの長期ソブリン信用格付けを「BBBマイナス」から「BBB」に引き上げた。引き上げは18年ぶり。力強い経済成長や、金融政策の信頼性向上、持続的な財政再建を理由とした。

S&Pは、インド経済は貿易への依存度が低く、内需が優勢であることから、米国の関税措置が経済に与える影響は管理可能だと予想した。

トランプ米大統領は先週、インドがロシア産原油の購入を続けているとして、インドからの輸入品に25%の追加関税を課す大統領令に署名。インドからの輸入品に対する関税率はこれまでに発表されていた25%の相互関税に上乗せされ最大50%と、米国の貿易相手国の中でも非常に高い水準となる。

他の格付け会社では、フィッチが2006年以来「BBBマイナス」、ムーディーズが20年6月以来「Baa3」の格付けをそれぞれ維持している。



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