2024年8月15日、世界的な人気を誇るK-POPグループBLACKPINKのメンバー、リサが自身のInstagramを更新し、日本の俳優・坂口健太郎との親密なオフショットを公開しました。この投稿は瞬く間にSNS上で大きな波紋を呼び、特に日本のファンからは複雑な声が多数上がっています。
リサのソロ活動と坂口健太郎のMV出演
今年2月に自身の芸能事務所「LLOUD」を設立し、精力的にソロ活動を展開してきたリサは、2025年2月には待望の1stアルバム『Alter Ego』をリリースしました。今回話題の中心となったのは、そのアルバム収録曲『Dream』のミュージックビデオ(MV)です。このMVに、韓国でも絶大な人気を誇る俳優、坂口健太郎が出演していたことで、公開当初から大きな注目を集めていました。
LISAのMVに出演し話題を集める俳優・坂口健太郎
SNSを騒がせた「恋人風」オフショットの衝撃
波紋を呼んだのは、リサが8月15日に公開したMVのオフショットです。写真には、坂口健太郎がリサを腕枕しながらカメラ目線を送る一方、リサは目を閉じて顔だけカメラに向けた、まるで“恋人同士”のような密着ショットが捉えられていました。これはMV撮影中のベッドシーンの一幕と見られます。
このあまりにも近すぎる距離感のオフショットに対し、X(旧Twitter)では「坂口健太郎との添い寝ショット…キツイ…ツラい…」「坂口健太郎を、日本に返してください普通にキツすぎるやばい鬱」といった拒否反応を示す声が続出しました。一部からは、「男女逆なら炎上してそう」といった性別間の反応の違いを指摘する意見も上がっています。
BLACKPINK LISAと坂口健太郎の物議を醸した親密なMVオフショット
MVの内容と設定、そして議論の背景にあるもの
公開されたMVでは、リサと坂口健太郎は元恋人同士という設定で、二人の交際当時の回想シーンが挟み込まれています。ベッドで顔を至近距離に近づけながら添い寝する姿や、窓辺でお互いの指に指輪をはめるシーンなど、全編を通じて甘く切ない雰囲気が漂っていました。
「『Dream』は、恋人と別れた後悔や、『夢の中で逢えたら……』という切ない恋心を歌った恋愛ソングです。日本人の元恋人というイメージに、坂口さんが完璧にフィットしたのでしょう。元々リサさんは坂口さんの大ファンであることを公言しており、今年3月に来日した際の初対面ではTikTok動画が大バズりした経緯もあったため、今回のMV起用に繋がったとみられています」(芸能記者)
しかし、今回のオフショットがこれほどまでに議論を呼んだ背景には、いくつかの要素が重なり合っていると指摘されています。現在、リサは高級ブランドグループ「LVMH」会長の御曹司である実業家フレデリック・アルノー氏との交際が報じられており、デート姿がたびたび目撃されています。
「恋人がいるにもかかわらず、ファンである俳優を“ご指名”し、しかも仕事とはいえベッドで添い寝中という生々しすぎる密着ショットを披露したこと。これらの要素が重なり、坂口さんのファンの心境に複雑な影響を与え、拒否反応を呼んでしまったようです」と、前出の芸能記者は分析しています。
まとめ
リサと坂口健太郎のコラボレーションは、MV公開前から大きな期待を集めていました。しかし、公開されたオフショットが、リサの現在の交際状況とMV内の親密な描写が相まって、ファンの間で賛否両論を巻き起こす結果となりました。エンターテイメント業界における表現の自由と、それに対するファンの感情の複雑な関係性が改めて浮き彫りになったと言えるでしょう。