ロシアのウクライナ侵攻 ロシアのプーチン政権が2022年2月24日、ウクライナのロシア系住民保護を名目に開始した軍事侵攻。ロシアはウクライナの非軍事化などを要求して全面攻撃を仕掛けたが、首都キーウの短期制圧に失敗。欧米の支援を受けたウクライナが徹底抗戦し、戦闘は長期化している。
ロシアは22年9月、占領を進める東・南部4州の併合を一方的に宣言。14年に併合したクリミア半島を含め、今年8月時点の支配地域はウクライナ領の19%に当たる約11万4400平方キロとされる。死傷者数はロシア側が約95万人、ウクライナ側が約40万人と推計されている。(時事)