松岡昌宏、国分太一を巡る日本テレビの対応に不満表明 – 『ザ!鉄腕!DASH!!』存続危機か

元TOKIOのメンバーである松岡昌宏が、かつての盟友である国分太一への複雑な思い、そして日本テレビの対応への疑問を公にしました。この発言は、長寿番組『ザ!鉄腕!DASH!!』の未来に大きな注目を集めています。

松岡は12月3日に報じられた『デイリー新潮』と『文春オンライン』の記事の中で、日本テレビへの感謝を述べつつも、「国分さんの降板について、我々には何の説明もない」と語り、国分が番組から外れた具体的な理由や詳細が未だに知らされていない現状を告白しました。局側からは「今後も『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演していただく」という一方的なアナウンスのみで、残されたメンバーがどのようなスタンスで番組に臨むべきかという疑問が残されています。これは、日本テレビが国分の存在を“なかったこと”にしようとしているかのような姿勢に対し、松岡が強い不満を抱いている表れと見られています。

相次ぐトラブルと番組の困難な現状

『ザ!鉄腕!DASH!!』を巡っては、近年トラブルが頻発しています。最近では、出演が増えていたAぇ! groupの草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕され、10月5日の放送では彼の出演部分が差し替えられました。草間は現在、活動を休止しており、番組への出演を見合わせています。

TOKIOの解散、そして国分と草間という主要メンバーを欠いた状況で、番組の終了も選択肢の一つとして浮上してもおかしくありません。しかし、日本テレビにとって番組を終わらせることが容易ではないという事実も存在します。

元TOKIOのメンバーである国分太一元TOKIOのメンバーである国分太一

「DASHレガシー」が番組終了を阻む理由

番組には「DASH島」をはじめ、震災以前から続く横浜の工業地帯の一角にある汚れた海を再生させる「DASH海岸」、さらには大都会・新宿を緑豊かな街にしようと取り組む「新宿DASH」といった巨大な企画が並行して進行しています。これらのプロジェクトは、多大な準備、行政への許認可申請、専門家による監修が必要であり、莫大な予算が投じられています。一度立ち上げると、その規模ゆえに簡単には終了させることができません。関係者の間では、「DASHレガシー」「TOKIOレガシー」とも呼ばれており、単なるテレビ番組の枠を超えた一種の社会実験として、番組の大きな魅力の一つとなっています。

番組の未来と視聴者の声

しかし、今後松岡の出演がさらに減り、STARTO社関連のアイドルたちの出演も減少した場合、果たして本来の『ザ!鉄腕!DASH!!』と言えるのかという根本的な問いが浮上します。思い切って全く新しい番組を始めることも、将来的な選択肢となり得るかもしれません。

現在、X(旧Twitter)では、「さすがに松岡まで噛みつかれたらリーダーだけではもう存続は無理」「なぜ番組終了とならないのか」といった声が続出しており、番組はまさに存立の危機に直面していると言えるでしょう。


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