8月10日、お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーさんと女優の二階堂ふみさんが連名で結婚を発表し、日本中を驚かせました。《カズレーザーと二階堂ふみは、このたび入籍したことをここにご報告させて頂きます》というストレートな言葉で伝えられた吉報は、多くのファンから祝福されています。同志社大学卒業という高学歴を持ち、クイズ番組や情報番組のコメンテーターとしても活躍するカズレーザーさんと、スカウトで芸能界入りし、NHK連続テレビ小説『エール』のヒロインや『紅白歌合戦』の紅組司会を務めた実力派女優の二階堂さん。異色の組み合わせに見える二人が、どのようにして惹かれ合い、結婚に至ったのか、その詳細を探ります。
カズレーザーと二階堂ふみが連名で結婚を発表した瞬間
出会いと交際:二階堂ふみからの熱烈アプローチ
二人の関係の始まりは、二階堂ふみさんからの熱烈なアプローチにありました。2016年に日本テレビ系『火曜サプライズ』に出演した際、二階堂さんは好きな男性のタイプとしてカズレーザーさんの名前を挙げ、「顔がタイプ」と公言していました。その後、共演の機会があると、番組内で「カッコいい♡」と“公開告白”するなど、その想いを隠すことはありませんでした。
こうした積極的なアプローチが実を結び、二人は共通の知人を通じて連絡を取り合うようになります。交際へと発展し、愛を育んできた結果、8月上旬には婚姻届を提出し、夫婦として新たな一歩を踏み出したとのことです。公の場での飾らない態度が、二人の関係を自然な形で深めるきっかけとなったようです。
個性派二階堂ふみを射止めたカズレーザーの魅力
金髪に全身赤の衣装、芸人仲間との共同生活、そしてバイセクシュアルを公言するなど、強烈な個性を持つカズレーザーさん。一方の二階堂さんも、そのこだわりと感性の豊かさで知られています。2018年放送の大河ドラマ『西郷どん』では、主演の鈴木亮平さんから「感性のバケモノ」と称賛され、その演技力は高く評価されています。また、動物愛護活動にも熱心で、毛皮製品を着用しない、食事は菜食中心にするなど、自身の信念を貫く姿勢も特徴的です。2023年のTBS系ドラマ『VIVANT』の撮影では、馬に乗ることをためらうほど動物への配慮を見せた逸話もあります。さらに、メンタル面の健康を保つために定期的にカウンセリングに通うなど、心身のケアにも意識が高いことが伺えます。
そんな独自の感性を持つ二階堂さんの心を射止めたのは、カズレーザーさんの持つ“脱力感”だったと言われています。二階堂さんは過去に「力の抜けた人に惹かれる」と語っており、この点においてカズレーザーさんの存在が大きく響いたようです。カズレーザーさんは「頑張らなくていい」を持論とし、仕事も自身ができそうなものを選ぶスタンス。まさに「人生すべて成り行き」と考えている彼の包容力と、肩の力が抜けた自然体な魅力に、二階堂さんは強く惹かれたのでしょう。ちなみに、カズレーザーさんはお笑い事務所「サンミュージック」に所属しながらも、自身が代表取締役を務める個人会社を設立しており、その社名はユニークにも「株式会社他力本願」。この社名からも、彼のユニークな人生観と脱力系の魅力が垣間見えます。
実家訪問:カズレーザーの母親が語る「包容力」の源
この喜ばしいニュースを受け、カズレーザーさんの実家を訪れると、彼の母親が対応してくれました。しかし、「息子から、どこの取材にも平等に答えないでと言われているので。答えてあげたいんだけれど、答えちゃうと平等ではなくなってしまうから、本当にごめんなさいね」と、申し訳なさそうにしながらも、息子の意向を尊重する姿勢を見せました。
その上で、記者を呼び止め、「何も答えられないんだけど、これよかったら」と冷たいお茶のペットボトルを手渡してくれたのです。このさりげない優しさと、相手への配慮の姿勢は、カズレーザーさんが持つ「包容力」が、母親から受け継がれたものであることを強く感じさせました。人柄の良さが滲み出る対応から、カズレーザーさんの温かい家庭環境が想像できます。
結び
日本を代表する実力派女優と、唯一無二の存在感を放つ高学歴芸人。一見すると対照的な二人ですが、互いの個性を尊重し、カズレーザーさんの持つ「脱力感」と「包容力」が、二階堂ふみさんの豊かな感性を受け止めることで、唯一無二の絆を築き上げたことが伺えます。お互いの価値観を理解し、尊重し合う二人の関係は、まさに幸せをつかんだ手応えそのもの。今後の二人の活躍と、温かい家庭生活に、心からの祝福を送ります。
Source link: https://news.yahoo.co.jp/articles/5b4b31aa817a01ef8f99c4ea246512923ada5e09