「部屋を見回しても姿が見当たらず、浴室の扉を開けると…」 一周忌を迎えた「中山美穂」さん 事務所社長らが明かしていた“発見時の様子”とスターの素顔


【写真を見る】「吸いこまれそうな目力!」 セーラー服を着た15歳の中山美穂さん

【前編】では、遺体の第一発見者となった事務所社長が明かした最期の姿や、彼女を古くから知る人物たちに聞いた、中山さんの素顔について報じる。
【前後編の前編】
(「週刊新潮」2024年12月19日号記事を一部編集の上、再録しました。文中の年齢、役職等は当時のものです)

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1時間待っても出てきません

 中山さんの所属事務所で、バーニングプロダクション傘下の「ビッグアップル」社長、鈴木伸佳氏が当日の様子を語る。

「美穂は夕方から大阪市内でのコンサートを予定していました。担当の女性マネージャーと品川駅で待ち合わせており、運転手役の別の社員が朝9時に自宅まで迎えに行っていたのです。ところが、社員から私に電話があって“1時間待っても出てきません。電話も鳴りっぱなしです”と」

 時計の針は午前10時を少し回っていた。

「心配して、自分も自宅に向かいました。ただ、あそこは特殊でね。エレベーター専用の鍵がないと上に行けない仕組みです。それで、美穂が合鍵を預けていた知人女性に鍵を借りねばなりませんでした。美穂は猫を2匹飼っていて、遠征の時などに代わりに餌をあげてもらうため、鍵を預けていたんです」(同)



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