米国における『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』のチケット前売りが始まり、アニメ映画としては過去最高の売上を記録したことが明らかになりました。現地時間18日、大手映画チケット販売サイト「Fandango」が発表した情報によります。この快挙は、世界的なアニメ人気の高まりを示すものです。
北米前売り券、アニメ映画史上最高の売上を樹立
米大手映画チケット販売サイト「Fandango」の発表によると、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の北米前売り券は、販売開始から24時間で、過去のヒット作である『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』（2021年）や『劇場版 呪術廻戦 0』（2022年）の売上枚数を上回る記録を達成しました。Fandangoのチケット販売事業統括、ジェラミー・ヘインライン氏は、「『鬼滅の刃』への圧倒的な期待は驚異的であり、この熱狂的な反応はアニメコミュニティーの力を証明している」とコメントしています。
劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来の最新キービジュアル。北米でのチケット販売が好調。
前作「無限列車編」の成功と新作への期待
前作『無限列車編』は、外国語映画として歴代最高のオープニング興収2,114万4,800ドル（約31億円）を記録し、全米ボックスオフィス初登場2位に輝きました。累計興収は4,988万8,550ドル（約74億円）に達し、国際的なアニメ市場における「鬼滅の刃」の影響力を明確に示しています。今回の『無限城編』が、前作の輝かしい記録をどこまで伸ばせるかに大きな期待が寄せられています。（数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算）
全米公開情報と主要キャスト
本作は9月12日に全米公開が予定されています。英語版キャストには、竈門炭治郎役のザック・アギラール、竈門禰豆子役のアビー・トロット、我妻善逸役のアレックス・レー、嘴平伊之助役のブライス・パーペンブルック、冨岡義勇役のジョニー・ヨング・ボシュ、胡蝶しのぶ役のエリカ・ハーレイチャーら、おなじみの声優陣が続投。さらに、慶蔵役でチャニング・テイタム、恋雪役でレベッカ・ワンが新たに加わり、注目を集めています。
今回の北米での前売り券の記録的成功は、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が世界中のファンから熱烈に支持されている証であり、日本アニメがグローバル市場で確固たる地位を築いていることを改めて証明しました。今後の興行収入にも注目が集まります。
