大谷翔平選手、ベッツ選手、フリーマン選手をはじめ、多くのスター選手が所属するロサンゼルス・ドジャースを率いて、2024シーズンのワールドチャンピオンに導いた名将デーブ・ロバーツ監督へのABEMA独占インタビュー企画「おはようロバーツ」が、ABEMAにて8月18日に放送された。
【本編動画】ロバーツ監督が語るドジャース“理想の先発ローテ”
■チームトップの勝利数!山本由伸の好調の理由は“初球ストライク率”
今回も、ドジャースの本拠地であるドジャースタジアムにある「監督室」にてインタビューを実施。
まずは後半戦も好調をキープしている山本選手について、「由伸の一番の強みは初球ストライク率が高いこと」と分析したロバーツ監督。「初球でストライクを取れればバッターをアウトにしやすい。しかし初球がボールだとそのあと崩れやすい」と語り、「由伸とは初球ストライクを取ろうという話をしたんだ」と山本選手本人とも会話していたことを明かした。
さらに、捕手との相性について「ラッシングは若手ながらも捕手として打者の考えを読み取ろうとしている点が良い」と、ダルトン・ラッシング選手の存在感に言及。「確かなのはラッシングが非常にうまくリードしたということ」「投手が不調でも本当に投手のせいかわからない。捕手のせいかもしれない。ただラッシングと由伸の相性が良いのは確か」と、山本選手のピッチングのカギは“捕手”との相性にもあると語った。
■ロバーツ監督が語る「理想の先発ローテーション」
そして、タイラー・グラスノー選手、ブレーク・スネル選手が怪我から復帰したことで、改めて注目が集まるドジャースの先発陣について、「エースは3人だと本気で考えています」と明かしたロバーツ監督。「由伸もエース、スネルもエース、グラスノーにもエースの素質があります」と語ると、「カーショーは多大な貢献をしてきた。(佐々木)朗希が復帰して…そうだ!(大谷)翔平だ!」と補足し、「翔平が完全復帰すれば、理想のローテーション完成です」とチームへの期待を込めた。