『海に眠るダイヤモンド』「作り込みが凄すぎる…」“伏線回収”にネット鳥肌「最後まで見続けてよかった」【ネタバレあり】


【写真多数】伏線回収がスゴい!”ダイヤモンド”を目の前にいづみは…

 最終回は、いづみ(宮本信子)から、鉄平(神木隆之介)はリナ(池田エライザ)と駆け落ちをしたきり消息を絶ったと告げられた玲央(神木)。さらにいづみは玲央に、2人が消えた“あの夜”のことを語り始める。1965年3月。新区域から石炭が出たことで息を吹き返した端島では、本格操業へ向けて張り切る鉄平の姿が。しかし、鉄平が誠の通院のために度々リナと長崎へ渡っていたことで、島民たちの間では2人の仲を疑うよからぬ噂も立っていた。賢将(清水尋也)からそのことを聞き、すぐに否定する鉄平。しかしその裏で鉄平はリナと、誰にも言えないある秘密を共有していた。

 そんなある日、朝子(杉咲花)は鉄平から「話がある」と呼び出される。しかし約束の夜、仕事を終えた朝子のもとに、鉄平が姿を見せることはなく…。鉄平と朝子の運命が分かれた“あの夜”、一体何が起こったのか。さらに、いづみが持っていた10冊の鉄平の日記には、大きな秘密がまだ隠されていた。黒く塗り潰された字、破かれたページの本当の意味。そんな中、玲央といづみは再び長崎を訪れることに。そこで2人が知ることとなる鉄平の思いとは。70年の時を超え、愛と青春と友情、そして家族の物語がついに、結着する…というストーリーだった。

 鉄平は、亡き兄・進平(斎藤工)の身代わりとなり、やくざ者の追っ手から逃げるように各地を転々とした生活を送っていた。そして時は流れて2018年。いづみと玲央は、端島を訪れて、鉄平が朝子のために作ったギヤマン(ガラス細工)の花瓶を端島に置いていたことを知る。しかし、それがいづみの手に渡ることはなかった。

 その後、鉄平の住所を知ったいづみたちは、長崎にある終の棲家を訪れる。そこで鉄平は8年前に他界したことを知る。残念がるいづみだが、その家の庭には、かつて二人で植えようと約束したコスモスが一面に咲き、その先の海岸線にある端島を鉄平がいつも眺めていたという。

 いづみは「誰もいなくなってしまったけれどあるわ。ここに、私の中に…。みんな眠っている…」とポツリ。さらに「広大な海原。海に浮かぶ幾つもの島。何千万年もの昔に芽生えた生命が海の底で宝石へと変わる。見えなくてもそこにある。あの島で眠るダイヤモンドのように…」と、玲央のモノローグで描かれた。

 一連のシーンに視聴者からは「こんなに泣いた最終回はない」「最後の最後で鉄平の思いが届いてよかった」「鉄平はずっと想ってたんだね」「タイトル回収に鳥肌立ったわ」「こんな素敵な伏線回収ある?号泣なんですが…」「作り込みが凄すぎる…本当に最後まで見続けてよかった作品」などの声が寄せられている。



Source link