ウクライナ南部の港湾都市オデーサで、燃料施設がロシア軍のドローン攻撃を受けて炎上しました。
和平協議が進む一方で攻撃は続いています。
ウクライナ非常事態庁によりますと、20日、オデーサの燃料施設が攻撃を受けて火災が発生し、1人がけがをしました。
また北東部スーミ州では、ドローン8機が住宅などに直撃し、子ども3人を含む14人が負傷したということです。住宅や工場、車両なども被害を受けました。
ウクライナ空軍は、ロシア軍が短距離弾道ミサイル「イスカンデル」2発とドローン93機を発射し、このうちミサイル1発とドローン62機を迎撃したと発表しました。
ウクライナのゼレンスキー大統領はSNSで「今回の攻撃は追加の制裁と関税の必要性を示している。持続的な平和には強力な安全保障が不可欠だ」と訴えています。