フィギュアスケート界のレジェンド、高橋大輔さんが、アイスダンスを含むフィギュアスケートの男女ペアにおける恋愛感情の有無、そしてその「見分け方」について、驚くべき舞台裏を明かしました。元アイスダンスパートナーである村元哉中さんと共演したテレビ番組で語られた内容は、多くのファンが抱く疑問に答えるものでした。
フィギュアペアの「複雑な恋愛事情」:高橋大輔の衝撃分析
21日、フジテレビ系「ぽかぽか」に木曜レギュラーの高橋大輔さんが出演し、ゲストの村元哉中さん、荒川静香さんと共にフィギュアスケートの話題で盛り上がりました。特に注目を集めたのは、男女ペアに「すぐに恋愛に発展しちゃうっぽい」という質問から派生した、ペアの恋愛感情に関する議論でした。
村元さんは、競技パートナーではない「違うカップルの子と付き合ってる」ケースもあると告白。高橋さんも「スイッチね」と相槌を打ち、あるペアの一方が別のペアの異性と交際しているという、競技界特有の複雑な人間関係が存在することを明かしました。神田愛花アナウンサーが「嫉妬の対象になっちゃいますか?」と尋ねると、村元さん、高橋さん共に「ならない気がします」「ならないですね」と否定し、プロフェッショナルな関係性を強調しました。
高橋大輔さんがフィギュアスケートの演技後に笑顔を見せる様子
演技後の「ハグ」が鍵!恋愛を見抜く高橋&村元流
さらに神田アナが「オリンピックでペア見てる時に、見分け方ってあります?」と切り込むと、スタジオは笑いに包まれました。高橋さんと村元さんは口を揃えて「終わった後!」と即答。高橋さんは、「(演技が)終わった瞬間とかね。ポーズ取って、終わった瞬間の、ハグしたりとか。ハグの感じが。フレンドなハグと、付き合ってるハグは違う」と、具体的な「見分け方」を解説しました。村元さんも「チューしたりするチームもあるもんね」と補足し、その差をより明確にしました。競技後のスキンシップに隠されたメッセージは、プロの目から見れば一目瞭然だというのです。
「かなだい」カップルの真実:プロフェッショナルな絆の背景
番組司会の「ハライチ」岩井勇気さんが、かつてカップルを組んでいた高橋さんと村元さんの関係について尋ねると、高橋さんは「ハグとかもします」と答えました。澤部佑さんが「(恋愛関係かどうか)言われるでしょ?」と水を向けると、村元さんは「言われたけど、全然…」、高橋さんも「違いますよね」ときっぱり否定。
神田アナが「え、それは、好きにならなかった理由は何なんですか?」と単刀直入に尋ねると、スタジオは大爆笑。村元さんはその理由について、「人間としてはリスペクトしてるし、大好きだったけど、恋愛感情は全くないですし」「(高橋さんは)レジェンドというか、雲の上の存在の方だったので。そもそもが…『大ちゃん(ハート)』みたいな感じにはならなかったですね」と、深い尊敬の念が恋愛感情を上回っていたことを説明。高橋さんも「お互いにないですね」と語り、二人の間のプロフェッショナルかつ人間的な強い絆を改めて示しました。
まとめ
高橋大輔さんと村元哉中さんの貴重な証言は、フィギュアスケートの男女ペアにおける恋愛関係の複雑さや、競技に臨む上でのプロフェッショナルな精神を浮き彫りにしました。特に、演技後の「ハグ」に隠された意味合いの解説は、フィギュアファンにとって新たな視点をもたらし、この競技の奥深さを再認識させるものでした。高い技術力だけでなく、人間関係の機微もまた、アイスダンスの魅力の一部と言えるでしょう。