【ブリュッセル=三井美奈】2024年パリ五輪の大会組織委員会は12日、追加競技として実施が見込まれるサーフィンの会場に南太平洋の仏領タヒチを選んだと発表した。パリから約1万5千キロ、飛行機で23時間の距離にある。
選ばれた会場は、サーフィンの名所で知られるタヒチ南部のチョープー。同委員会はツイッターで「世界で最も美しい波で、すばらしい試合になる」と発信した。
実施には国際オリンピック委員会(IOC)の承認が必要。仏メディアによると、IOCのバッハ会長は、複数の候補地がある場合、「開催都市に近い場所が望ましい」という方針を示していたという。サーフィン会場には、タヒチのほか仏南西部ビアリッツなどが候補にあがっていた。