客の男性を引きずり逃走 容疑でタクシー運転手逮捕

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 タクシーに乗ろうとした客の依頼を断り、約7メートル引きずってけがをさせたなどとして大阪府警旭署は12日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、タクシー運転手、井上源(みなもと)容疑者(50)=大阪府枚方市=を逮捕した。同署によると、容疑を認めているという。

 逮捕容疑は9日午後8時45分ごろ、大阪市旭区大宮の国道1号で、客の建築業の男性(46)を約7メートル引きずり、右ひざの骨を折るなどのけがをさせたにもかかわらず、そのまま逃走したとしている。

 同署によると、井上容疑者は男性が示した行き先について断ったため口論となった。その後、男性が窓枠をつかんだ状態で車を発進させ、引きずったという。近くの防犯カメラの映像などから犯行を割り出した。

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