西サハラ、日本の要請で活動自粛 TICADで来日、帰国も早める


 西サハラを巡っては独立派と、領有権を主張し実効支配するモロッコとの対立が継続。日本側がモロッコに配慮して要請した可能性がある。日本の外務省担当者は共同通信の取材に「コメントする立場にない」と明言を避けた。

 西サハラの独立派はTICADを共催するアフリカ連合(AU)に加盟。代表団はAU側の招きで来日し、20~22日の横浜市でのTICADに参加した。日本側がAUにも同様の趣旨の要請をしたため、代表団はそれを考慮して従ったという。

 西サハラ側は、日本の支援団体が24日に東京で企画した講演会への参加を取りやめた。25日の日本記者クラブ(東京)での記者会見も中止した。予定より離日を早めたという。(共同)



Source link