現在放送中のNHK大河ドラマ「べらぼう」に出演中の女優、高岡早紀（52）が、「美しすぎる」と視聴者の間で大きな話題を呼んでいます。横浜流星が演じる主人公・蔦屋重三郎の母親役を見事に演じ、「人たらし」というコミュニケーション能力の高いキャラクターが好評を博しています。かつて恋愛スキャンダルで「魔性」のイメージが強かった彼女が、今、女優として確固たる地位を築き、私生活ではシングルマザーとして子どもたちと成長してきた軌跡を追います。
大河ドラマ「べらぼう」での好演とSNSでの反響
高岡早紀は、NHK大河ドラマ「べらぼう」において、主人公・蔦屋重三郎の母親役としてその存在感を際立たせています。その「美しすぎる」姿はSNSでも頻繁に言及され、役柄の「人たらし」ぶりも相まって、視聴者の心を掴んでいます。
近年、高岡は自身のインスタグラムでたびたび優雅な姿を公開し、その抜群のスタイルや美貌が注目を集めています。特に8月1日には、ブルーのドレスを纏った姿を披露し、成熟した大人の美しさが大きな反響を呼びました。若い頃の度重なる恋愛スキャンダルから、「魔性」というイメージが定着していた時期もありましたが、現在では女優としてのオファーが途切れることなく、多岐にわたる作品で活躍し続けています。
大河ドラマ「べらぼう」出演で話題の高岡早紀
演技派女優としての確固たる地位
高岡早紀の精力的な女優活動は、大河ドラマに留まりません。今年2月に放送されたNHK BSのドラマ「ワタシってサバサバしてるから2」では、主人公が勤務する有名進学高校の教頭役を熱演しました。詰め込み教育で有名大学の合格者数を最重視し、校長の座を狙う実力者という役柄が高く評価されました。
さらに、昨年6月から9月にかけて放送されたドラマ「笑うマトリョーシカ」では、若き政治家の母親役を演じ、高校時代からの息子の親友を誘惑する妖艶な演技が大きな反響を呼びました。また、今年6月公開の映画「見える子ちゃん」でも女子高生の主人公の母親役で出演しており、その多様な役柄への適応力を見せています。大人の色気が注目されがちな高岡ですが、実際には年齢相応の役もしっかりと演じこなし、物語を支える「名バイプレーヤー」として重宝されているのです。
私生活は地味ながらも大人の色気をまとう高岡早紀
波瀾万丈の私生活とシングルマザーとしての現在
女優として輝かしいキャリアを築く一方で、高岡早紀の私生活はまさに波瀾万丈でした。1996年に俳優の保阪尚希氏と結婚し、二人の男児をもうけましたが、2004年に離婚。その後、2010年には当時交際していた青年実業家との間に女児を出産しています。2014年には外食産業社長との交際が報じられたこともありましたが、再婚はせず、シングルマザーとして3人の子どもたちを育て上げてきました。
現在、子どもたちは27歳、25歳、15歳になります。今年4月にくわばたりえ氏のYouTubeチャンネルに出演した際、高岡は自身が24歳で第一子を出産したことを振り返り、子育てについて「ともに成長してきた感じだと思う」と語っています。互いに大変な時期を乗り越えながら大人になった今、子どもたちからは「いつもありがとうと言ってくれる」と明かし、深い絆で結ばれた家族の姿を垣間見せました。
高岡早紀は、公私にわたる多くの経験を糧に、女優として、そして一人の母親として、揺るぎない輝きを放ち続けています。
