【08月26日 KOREA WAVE】韓国全羅南道麗水市のある高校で、教師が生徒を平手打ちする映像が拡散し、教育界に波紋が広がっている。
自動車関連のオンラインコミュニティ「ボベドリーム」に8月20日、「麗水のある高校 2017〜2018年度体罰映像」という題名の投稿が掲載された。
そこには、教室の黒板前で男性教師とみられる人物が生徒たちの頬を繰り返し叩く場面が映っていた。
投稿者によれば、生徒らがざわつき、30分以上授業に入らなかったところ、教室に入ってきた教師が、話をしていた生徒を全員叩いた場面だという。
映像が拡散し問題が大きくなると、教育当局は学校を特定。学校側は事実関係を認めた。問題の教師は2019年に名誉退職していたことも明らかになった。
学校と教育当局は、映像に映った行為を児童虐待の疑いで警察に通報し、当時の被害生徒の所在確認を進めている。
ネット上では「しつけが必要な場合でも社会が認める範囲の体罰であるべきで、これは暴力だ」「単なる教育目的の体罰には見えない」「あのような体罰は時間がたっても怒りと傷しか残らない」といった批判が相次いだ。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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