NHK朝ドラ「あんぱん」第110話:新たな生活とラジオドラマの緊急オファー、柳井嵩の閃きとは

女優・今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜午前8時放送、土曜は一週間振り返り)は、来る29日に第110話が放送されます。この最新話では、柳井のぶ(今田美桜)と柳井嵩(北村匠海)夫妻が中目黒の長屋から新たな住まいへ引っ越し、朝田羽多子(江口のりこ)との同居生活を開始。物語は新たな展開を迎えます。

「あんぱん」第110話あらすじ:緊急オファーと閃きの瞬間

引っ越し後、柳井のぶと嵩は朝田羽多子との共同生活をスタートさせます。そんな中、羽多子が一本の電話を取り、それが嵩へのラジオドラマ脚本執筆依頼であることが判明。しかも、このオファーは大至急の案件であり、嵩は突然の依頼に焦りを見せます。しかし、その時、嵩は何かをひらめき、一枚の“ある絵”を取り出すのでした。この絵が、嵩の創作活動にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。

NHK朝ドラ「あんぱん」第110話、電話で仕事の依頼を受ける朝田羽多子(江口のりこ)と柳井嵩(北村匠海)NHK朝ドラ「あんぱん」第110話、電話で仕事の依頼を受ける朝田羽多子(江口のりこ)と柳井嵩(北村匠海)

国民的アニメ「アンパンマン」誕生秘話を描く作品の魅力

本作は、「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどで知られる中園ミホ氏がオリジナル脚本を手がける朝ドラ通算112作目です。国民的アニメ「アンパンマン」の生みの親である漫画家やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、戦争に翻弄されながらも激動の時代を生き抜き、「逆転しない正義」にたどり着く柳井夫妻の軌跡を描いています。主題歌はRADWIMPSの「賜物」、語りはNHKの林田理沙アナウンサーが担当し、物語に深みを加えています。

まとめ

「あんぱん」第110話では、柳井夫妻の新たな生活と、急展開を迎える嵩の創作活動が描かれます。緊急のラジオドラマ脚本依頼に対し、嵩が「ある絵」から得た閃きが、今後の物語の重要な鍵となるでしょう。やなせたかし夫妻の人生をモデルにしたこの作品は、逆境の中でも希望を見出す「逆転しない正義」というテーマを通じて、視聴者に深い感動を与え続けています。


参考文献: