プーチン大統領「ウクライナ危機の原因は西側」 「欧米は時代遅れ」と各国首脳に訴え


プーチン大統領
「申しあげておきたいのは、今回の危機はロシアによるウクライナ攻撃の結果ではないということだ。
西側諸国の支援をうけたウクライナでのクーデターのせいだ」

プーチン大統領は1日、上海協力機構の首脳会議で演説し、現在のウクライナ情勢は2013年から2014年にかけてウクライナで起きた民主化運動「マイダン革命」の結果だと主張しました。

プーチン大統領は、マイダン革命は西側諸国が仕組んだもので、これに人々が抵抗したために軍事衝突に発展したと持論を展開しました。

また、西側諸国がウクライナをNATO=北大西洋条約機構に加盟させようとしていて、ロシアの脅威となっていることが第2の要因だと強調しました。

プーチン大統領はアラスカでのトランプ大統領との首脳会談に言及し双方の「理解」があったとして、「平和への道を開く」ことを期待していると述べました。

今後、各国には2国間会談で詳細を説明するとしました。

また現在の国際システムはヨーロッパ中心で「時代遅れだ」と主張した上で上海協力機構が新たな国際システムの基盤となるという考えを強調しました。

テレビ朝日報道局



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