「第一志望は日東駒専です。でもこの前「Fラン大」と言われているのを見ました。進学はやめたほうがいいのでしょうか」。大学は偏差値だけで決まるのか


● 日東駒専進学はやめたほうがいいは本当なのか

 ――日東駒専はFラン大と呼ばれるケースが散見され、受験生の選択にそれなりに影響を与えてしまっているように思います。びーやまさんはこのことについてどう思われますか?

 びーやま氏:はっきり言います。日東駒専はFラン大ではありません。

 入試偏差値は受験生の平均である50前後で推移しているわけで、日東駒専をFラン大としてしまうのはさすがにやりすぎです。

 もちろん、さまざまな理由があってそういった主張がなされているとは思いますので、そこは理解しますが、受験生はあまりそういうことは気にせずに、日東駒専志望なのであれば胸を張って進学してほしいと思います。

 ――なるほど。あまり世間のことは気にしなくていいわけですね。

 びーやま:そうですね。

 もちろん、偏差値はなるべく高い大学に行くのがいいとは思いますが、それはあくまで一般論です。理想はその人が行きたいと思う大学に行くことですし、日東駒専は偏差値的に受験生の半分に位置する大学ですから、多くの人が目指すレベルと言っても過言ではありません。

 受験の話になると、東大や早慶といったところがフォーカスされがちなので、日東駒専は簡単みたいなイメージを持たれがちですが、毎年普通に落ちる学生はいます。

 加えて、伝統のある大学なだけに教授陣も豪華ですから、マイナス要素のほうが少ないでしょう。



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