[モスクワ／ニューデリー １日 ロイター] – インドのモディ首相は１日、ロシアのプーチン大統領と会談し、両国は困難な時期にあっても協力し合っていると語りかけた。
トランプ米大統領はロシア産原油購入を巡ってインドに追加関税を課したが、インドが原油購入をやめる気配はない。
プーチン氏と一緒に同氏のリムジンに乗車した写真をＸに投稿したモディ氏は会談で「われわれの緊密な協力関係は両国の国民にとってだけでなく、世界の平和、安定、繁栄にとっても重要だ」と述べた。
会談でプーチン氏はモディ氏をロシア語で「親愛なる首相、親愛なる友人」と呼んだ。
プーチン氏は「ロシアとインドは数十年にわたり、友好的で信頼できる特別な関係を維持してきた。これは今後の両国の関係発展の基礎となるものだ」と述べた。
モディ氏はウクライナの戦争終結に向けた最近の取り組みを歓迎すると表明。「われわれは全ての当事者が建設的に前進することを望んでいる。できるだけ早く紛争を終結させ、恒久的な平和を確立する方法を見つけなければならない」と語った。
