舞台『リア王2025』田村亮が降板、ケント伯爵役は瀬田吉史に決定

俳優の田村亮氏(79歳)が、4日から8日にかけて三越劇場で上演される舞台『リア王2025』を降板することが、2日に公演公式X(旧Twitter)で発表されました。この予期せぬキャスト変更により、ファンや関係者の間で注目が集まっています。田村氏が務める予定だったケント伯爵役は、瀬田吉史氏が新たに担当することが決定しました。

舞台『リア王2025』田村亮氏の降板と後任

シェイクスピア劇の金字塔『リア王』を現代に蘇らせる『リア王2025』は、公演を目前に控える中、主要キャストの一人である田村亮氏の降板という大きな変更に直面しました。公式発表によると、田村氏に代わり、ケント伯爵役には瀬田吉史氏が抜擢されます。この突然の発表は、公演の準備が最終段階に入る中で、新たな挑戦を意味します。

舞台『リア王2025』降板を発表した俳優・田村亮氏の会見時の様子舞台『リア王2025』降板を発表した俳優・田村亮氏の会見時の様子

広範囲に及ぶキャスト変更の詳細

田村氏の降板に伴い、複数の役柄でキャストの変更が行われます。瀬田吉史氏が当初演じる予定だったグロスターの従者ルーカス役は蒼木龍氏が務め、村人マーカス役は潮見勇輝氏が担当します。また、蒼木龍氏が演じる予定だったコーンウォールの従者ロス役には柚木涼汰氏が、柚木涼汰氏が務める予定だったコーンウォールの従者クリス役には井上謙伸氏がそれぞれ配役されます。これらの連鎖的な変更は、公演全体のアンサンブルに新たな動向をもたらすでしょう。

公演概要と主要キャスト

舞台『リア王2025』は、横内正氏が主演を務めるだけでなく、上演台本と演出も手掛ける意欲作です。横内氏は主人公リア王を演じ、その他には、一色采子氏、大沢逸美氏、敷村珠夕氏、阿部快征氏、上仁樹氏、中丸新将氏、大鶴義丹氏、三浦浩一氏といった実力派俳優たちが名を連ねています。4日午後1時開演回はプレビュー公演として上演される予定であり、観客は新たな布陣で繰り広げられる人間ドラマに期待を寄せています。

舞台『リア王2025』の開幕が迫る中、田村亮氏の降板とそれに伴うキャスト変更は、公演に新たな注目を集めることとなりました。新キャストたちが織りなす『リア王』の世界が、どのように観客を魅了するのか、大いに注目されます。


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