【北京共同】中国は3日の軍事パレードで、米本土に届く長距離弾道ミサイルや戦車など国産の新型兵器を公開した。ハイテクを導入した無人機も多数登場し軍の近代化を誇示した。
パレードでひときわ目を引いたのが射程約1万2千キロから1万4千キロとみられ、米本土を射程に収める潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「巨浪3」。核弾頭を搭載可能で、アジア太平洋地域での米軍との軍事バランスに影響を与える可能性がある。
大陸間弾道ミサイル(ICBM)「東風61」も初公開し、極超音速兵器も披露した。大型の無人機のほか、各国が対無人機用として開発を競うレーザー兵器も見られた。