韓国のカフェで8月27日、マネジャーが自身のSNSに「信じられない出来事」として投稿した内容が、顧客マナーと店舗の衛生管理に関する議論を呼んでいます。客が飲み物を注文する際に持参したタンブラーの中に、なんとインスタントラーメン「ブルダックポックンミョン」の食べ残しが入っていたというのです。この衝撃的な出来事は、ネット上で大きな反響を呼んでいます。
衝撃のタンブラー:インスタントラーメン残骸の依頼
この日、客はアルバイトスタッフにタンブラーを渡し、「中のものを捨てて洗い、飲み物を入れてほしい」と依頼しました。スタッフは中に飲み残しのコーヒーか何かがあるのだろうと思い蓋を開けたところ、店内に強烈な刺激臭が充満。タンブラーの中には激辛炒めラーメンの残骸がそのまま入っていたのです。マネジャーは「さすがにこれは無理だと思い、その場でお断りした」と当時の状況を説明しました。
写真はイメージです。カフェで提供されるドリンクのタンブラー
マネジャーが語る現実と清潔なタンブラーへの期待
マネジャーはSNSの投稿で、「タンブラーにドリンクを入れてほしいというお客さんは多いが、きちんと洗って持ってくる人は本当に少ない」と、日頃の苦労を吐露しています。「汚れていて触りたくないものも時々ある」と述べ、多くのカフェが直面している衛生問題に言及しました。また、別のネットユーザーが「しっかり洗って持って行ったのに中をジロジロ見られて気分が悪かった」と投稿した際には、マネジャーは「逆にきれいすぎて驚いたのかも。清潔なタンブラーはレアだから」と返信し、清潔な持参カップがいかに珍しいかをうかがわせました。
ネットユーザーの反応:衛生問題とマナー違反への厳しい声
この一件に対するSNSの反応は、マネジャーの投稿と同様に厳しい意見が殺到しています。「そんなタンブラーに入れて食中毒でも出たら店の責任にされかねない」「洗ってないなら使い捨てカップを使え」「洗ってないタンブラーは追加料金を取るべきだ」といった声が多数寄せられました。多くのユーザーが、店舗側の負担や衛生リスク、そして顧客としてのマナー違反に懸念を表明しており、リユースカップ利用における最低限の意識を求める意見が目立ちます。
まとめ
今回の韓国のカフェでの出来事は、環境意識の高まりとともに持参カップの利用が増える中で、顧客側の衛生意識とマナーが改めて問われる事例となりました。店舗側が安心してサービスを提供できるよう、利用者はタンブラーを清潔に保つことの重要性を再認識する必要があるでしょう。
参考文献
- KOREA WAVE/AFPBB News (2025年9月4日). 「信じられない」タンブラー問題、カフェでまさかの激辛ラーメン残骸!. (https://news.yahoo.co.jp/articles/c56d286b91dba86d7e94f65cf86c3fa09354bce1)