フリーアナウンサーの熊谷麻衣子さんが、夫であるお笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきお氏との結婚秘話、そして41歳での高齢出産における奮闘を明かしました。現在中学2年生の長女を育てる二人は、子育てに関して「楽観的」と語る一方で、子どもの受験や日々の勉強に対する向き合い方には夫婦間で意見の相違があるといいます。人気アナウンサーと国民的芸人という異なる背景を持つ夫婦の、率直な家族観が浮き彫りになります。
サンド伊達との結婚秘話:「とくダネ!」が繋いだ運命の出会い
熊谷麻衣子さんと伊達みきお氏の出会いは、熊谷さんが当時リポーターを務めていた情報番組『とくダネ!』の取材がきっかけでした。約1年の交際期間を経て、2009年7月に結婚に至った二人。熊谷さんは当時からフリーアナウンサーとして多忙な日々を送っていましたが、結婚や家族を持つことへの強い願望を抱いていたと語ります。
交際が公になった際、熊谷さんの母親から「早くケジメをつけなさい」という言葉があったことも、結婚への後押しとなりました。夫婦共に宮城県仙台市出身であることから、すぐに両家へ挨拶に行き、自然な流れで結婚が決まったといいます。この結婚のニュースを、熊谷さんは『とくダネ!』の総合司会を務めていた小倉智昭氏に真っ先に報告。「伊達さんと交際しています」と直接伝えたところ、翌日の番組オープニングトークで小倉氏が二人の交際について語り、祝福してくれたそうです。その後も夫婦で小倉氏経営の焼肉店に招待されるなど、公私にわたって温かい支援を受け、番組スタッフからも喜びの声が寄せられたと、熊谷さんは当時を振り返ります。
フリーアナウンサー熊谷麻衣子さんが娘さんと夫伊達みきお氏との家族旅行で笑顔を見せる
41歳での高齢出産:難産を乗り越えた子育てへの思い
『とくダネ!』が縁で結ばれた二人の間に、2012年には長女が誕生し、3人家族となりました。熊谷さんにとって41歳での高齢出産でしたが、妊娠中は概ね順調だったといいます。しかし、出産は予定日を2週間近く過ぎても兆候が見られず、管理入院をすることになりました。トラブルを防ぎ、万一の事態に備えるための入院でしたが、10日間ほど様子を見てもなかなか生まれてこなかったため、促進剤を打つことになったそうです。しかし、促進剤の効果も虚しく、その場では出産には至りませんでした。
このような難産を経験し、ようやく授かった娘さん。子育てについては、熊谷さんと伊達氏ともに「楽観的」という共通認識がある一方で、長女が中学2年生になった今、受験や日々の学業への取り組み方に関しては夫婦間で意見が分かれることがあると明かしています。この相違が、今後の子育てにおいてどのような影響をもたらすのか、その行方が注目されます。
結びに
フリーアナウンサー熊谷麻衣子さんが語った、サンドウィッチマン伊達みきお氏との結婚の舞台裏と、41歳での高齢出産、そして難産という貴重な経験は、多くの読者に共感を呼ぶでしょう。特に、子育てにおける夫婦間の価値観の違いという、どの家庭にも共通するテーマに触れることで、読者は自身の状況と照らし合わせながら、共感や新たな気づきを得ることができます。家族の形が多様化する現代において、一組の有名人夫婦が語るリアルな体験談は、社会に大きな示唆を与えます。
参考文献
- CHANTO WEB: 2009年7月にサンドウィッチマンの伊達みきおさんと結婚したフリーアナウンサーの熊谷麻衣子さん。2012年に生まれた長女は現在、中学2年生です。子育てに関しては「2人ともに楽観的」とはいうものの、受験や日々の勉強に対する向き合い方は夫婦で意見が違うそうで── 。(全4回中の2回)