AAAの日高光啓(SKY-HI)が代表を務める音楽レーベルBMSGは、所属ラッパーedhiii boi(エディボーイ)の無期限活動休止を発表しました。公式サイトではコンプライアンス違反の事実が判明したためと説明されており、この突然の報告にファンや関係者から困惑の声が上がっています。本記事では、今回の発表内容と、それを取り巻く状況、そして今後の影響について深く掘り下げます。
詳細とイベント中止、広がるファンの困惑
BMSGは9月2日、アーティストのオフィシャルサイトを更新し、「このたび、弊社所属アーティスト edhiii boi(エディボーイ)に関して、コンプライアンス違反に該当する事実が判明したため、本日付けで無期限の活動自粛とすることをご報告いたします」と発表しました。併せて、ファンや関係者への謝罪メッセージも掲載されています。この決定に伴い、出演が予定されていた「BMSG FES’25」や「B-Town Briefing拡大版 “BOND”」といった主要イベントは全てキャンセルとなりました。
オフィシャルXアカウントは存続しているものの、コメント欄は閉鎖された状態です。この状況を受け、X上ではファンの間で「今度は君かよ。無期限の活動自粛って何をやらかした?」「初ツアー終わってこれからって時に何したんマジで…」など、困惑と同時に詳細不明な発表に対する怒りや不満の声が相次いでいます。過去には元TOKIOの国分太一さんのケースでもコンプライアンス違反の詳細が明かされないまま活動休止が発表されており、同様の疑問が投げかけられています。
BMSG代表SKY-HIがフットサルイベントに参加する様子
天才ラッパーedhiii boiの経歴とマネジメントの課題
edhiii boiは2007年生まれの18歳で、小学5年生でラップを始め、2022年にBMSGレーベルからメジャーデビューを果たしました。当時14歳という若さで「天才少年」として大きな注目を集め、年齢を感じさせない落ち着いた雰囲気と確かな実力で多くのファンを魅了してきました。
今回の活動休止について、ある音楽ライターは「まだ若く精神面でも不安定な部分がある10代のアーティストをマネジメントしきれなかったレーベル側の責任を問う声もあります」と指摘しています。また、コンプライアンス違反の内容が公表されないことで、かえって活動できない期間が長期化するのではないかという懸念も示されています。「まだ若いですし、反省すべきところは反省して早く前を向いてほしいものです。そのためにも必要なのはファンへの丁寧な説明。このままでは復帰の予定も立てられないのではないでしょうか」とライターは語り、ファンへの透明性のある情報開示が今後の復帰の鍵となると強調しています。
結論と今後の展望
edhiii boiの無期限活動休止は、アーティスト本人だけでなく、レーベルBMSG、そして何よりも彼を応援してきたファンにとって大きな衝撃を与えています。詳細が明かされない現状では、ファンは不安と困惑を抱え続けることになります。edhiii boiが若くして築き上げてきたキャリアの再開には、問題に対する真摯な反省と、ファンへの丁寧な説明が不可欠となるでしょう。今後のBMSGからの追加発表やedhiii boi自身の動向が注目されます。