パリ協定ルール、合意先送りか COP25、最終調整

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議長のカロリーナ・シュミット氏(中央)=15日、マドリード(AP)

議長のカロリーナ・シュミット氏(中央)=15日、マドリード(AP)

 スペイン・マドリードで開かれた国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)は15日、一部積み残されていたパリ協定の実施ルール作りの合意を断念し、来年の次回会合に先送りする公算が大きくなった。複数の交渉筋が共同通信の取材に「非公式協議で合意が得られなかった」「決裂が濃厚だ」と述べた。全体会合で最終調整して結論をまとめる。

 来年に本格始動するパリ協定では、深刻な地球温暖化を踏まえて史上初めて、全ての参加国が自主的な目標を掲げて温室効果ガス排出削減を進める。ルールの大枠は過去の交渉で決まっており、完成しなくても協定は始動するが、出だしから課題を抱えることになる。

 COP25は13日までの会期を2日延長し、徹夜で協議。ルール作りでは、他国への技術支援などに伴う排出削減を自国の目標達成に充てる仕組みで合意が期待された。(共同)

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