香港で相次ぐ爆弾事件 「IRAを手本に」報道も

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火炎瓶を投げるデモ参加者=香港(ロイター)

火炎瓶を投げるデモ参加者=香港(ロイター)

 【香港=藤本欣也】反政府デモが本格化してから半年が過ぎた香港で、爆弾や起爆装置、爆弾関連物質の押収が相次いでいる。政府に近い香港紙は、デモ参加者の一部が「(爆弾テロなどの反英武装闘争を繰り広げた)アイルランド共和軍(IRA)の襲撃方法」を参考にしていると報じた。

 一方、市民の間では「当局が故意に若者の過激化を演出しようとしている」などと反発の声も出ている。

 警察の発表によると、警察当局は14日、新界地区で同日、手製爆弾の爆破実験などを行ったとして、27~40歳の男3人を逮捕した。遠隔操作で起爆する装置なども押収した。

 男の1人は中学校(日本の中学・高校に相当)の職員で実験室を管理していたという。警察当局は「集会やデモ行進の際に使用する爆弾の爆破力を高めようとしていた」との見方を示した。政府に近い香港紙、星島日報は「標的は警察本部や政府施設」と報じた。

 香港では今月9日にも、香港島の繁華街に近い中学校の敷地内で手製爆弾2個が発見、押収されている。計10キロの高性能爆薬が詰められた爆弾には、殺傷力を高めるため大量のくぎが入っていた。携帯電話で起爆する仕組みで、爆発すれば100メートルの範囲に被害が及ぶ可能性があったという。

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