国会召集を控え、石破茂首相の時代が終焉を迎えようとしています。その中で「石破おろし」を推進した自民党衆議院議員、中曽根康隆氏に注目が集まっています。彼は故中曽根康弘元首相の孫であり、自民党青年局長として党の世代交代と現役世代の声を政策に反映させるべく活動。ジャーナリストのたかまつななが、中曽根氏に日本の政治の課題と青年局の役割について尋ねました。
たかまつなな氏が衆議院議員・自民党青年局長の中曽根康隆氏にインタビュー。日本の政治における世代交代と現役世代の政策反映について対談する様子。
中曽根康隆氏の横顔:現役世代の代弁者としての道のり
中曽根康隆氏は1982年生まれ。慶應義塾大学法学部、コロンビア大学大学院(国際関係学修士)を修了後、JPモルガン証券に入社。2013年より父親、中曽根弘文参議院議員の秘書を務め、2017年に衆議院議員に初当選しました。これまで3度当選を重ねています。
2021年には第2次岸田内閣で防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官を歴任。2024年11月からは自民党第56代青年局長を務め、経済安全保障本部事務局長や立候補年齢引き下げ実現プロジェクトチーム座長も兼務し、多岐にわたり手腕を発揮しています。金融から政治へと転身し、若手ながら党の要職を担い、現役世代の声を政策に反映させることに尽力しています。
自民党青年局の役割:日本の未来を担う声を政治に繋ぐ
たかまつなな氏は中曽根氏に、経済安全保障本部事務局長、立候補年齢引き下げ実現PT座長、第56代青年局長といった役割に触れ、「自民党の青年局とは具体的にどのような組織ですか?」と質問しました。
中曽根氏は、自民党の青年局を「青年局、青年部、学生部を統合した組織」と説明。全国47都道府県に支部があり、地域の県議・市町村議員、大学生、高校生など50歳以下のメンバー約2000人が所属しています。その活動目的は、子育て世代などの「現役世代」や、今後15年、20年と日本を支える世代の声を政策に反映させることだと強調しました。
たかまつ氏はさらに、「具体的にはどんなことを行っているのでしょうか?」と、その具体的な活動内容に踏み込みました。
結論
本インタビューは、中曽根康隆氏が「石破おろし」の中心人物であると同時に、自民党青年局長として、現役世代の声を政策へ反映させることに尽力していることを示しました。故中曽根康弘元首相の孫として、日本の未来を見据えた世代交代を提唱する彼の活動は、今後の自民党ひいては国全体の政策に深く影響を及ぼすでしょう。青年局の具体的な取り組みが、日本の政治にどのような新たな風を吹き込むのか、引き続き注目が集まります。
出典
JFNラジオ番組『たかまつななの政治家とだべろう』2025年9月25日放送内容 (Yahoo!ニュース記事を基に構成)