Mrs. GREEN APPLEドームツアー初日、開場遅延の裏に前代未聞の事態発生で波紋

2025年10月25日、人気音楽バンドMrs. GREEN APPLEの5大ドームツアー『Mrs. GREEN APPLE DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”』の名古屋公演が開催されました。デビュー10周年を記念する自身最大規模のツアーとして55万人を動員する予定のこのツアー初日は、ファンが待ち望んだ日でしたが、開場時間が大幅に遅延するという前代未聞のトラブルが発生し、大きな物議を醸しています。

「ミセスライブ」名古屋公演で発生した異例の事態

バンテリンドームナゴヤでの公演は、当初16時の開場が予定されていました。しかし、同グループの公式X(旧Twitter)は「場内最終調整のため、開場時間は17時を予定しております」と、1時間の変更を報告。この開場遅延の背景には、驚くべき事態があったと報じられています。実は、ライブに参戦していた妊婦が会場内のトイレで出産したという情報がX上で瞬く間に拡散されたのです。当時、会場には救急車が出動する騒ぎとなりましたが、母子共に健康であったと伝えられています。この出産が遅延の原因ではないかとの憶測が広がり、SNS上では妊娠中のライブ参戦について様々な意見が飛び交いました。

Mrs. GREEN APPLE ドームツアーでの熱気あふれるステージの様子Mrs. GREEN APPLE ドームツアーでの熱気あふれるステージの様子

SNSで噴出する「妊婦のライブ参加」に関する議論

この異例のライブトラブルに対し、X(旧Twitter)には以下のような厳しい意見が寄せられました。

  • 「行きたい気持ちはめちゃくちゃわかるけど、周りに迷惑かかるし、とにかく自分の身体を一番に考えてくれ」
  • 「普通に考えたら行くべきではないってなりそうなもんだけど……誰か止めなかったのかな」
  • 「親としての責任感がなさすぎんじゃない?」

前代未聞の事態は、インターネット上で「妊婦がライブに参加することの是非」に関する活発な議論を巻き起こしました。

Mrs. GREEN APPLEを取り巻く過去の「騒動」と注意喚起

Mrs. GREEN APPLEといえば、2025年7月26日、27日に横浜市山下ふ頭で開催された野外ライブでも、周辺地域から広範囲にわたって騒音の苦情が発生し、物議を醸したばかりです。音楽誌ライターによると、妊婦がアーティストのライブに参加することは決して珍しいことではないものの、会場で出産に至るケースは極めて稀だといいます。過去にはタレントの辻希美さんが第5子妊娠時に臨月のタイミングでライブに参加し、「危険だ」と非難を浴びたこともありました。妊娠中は予期せぬ事態が起こりうるため、細心の注意を払うことが改めて求められる出来事となりました。

今回のMrs. GREEN APPLEドームツアーでの異例の出産トラブルとそれに伴う開場遅延は、多くのファンや社会に衝撃を与えました。ライブや大規模イベントへの参加は楽しい経験ですが、特に妊娠中など身体の状態がデリケートな時期においては、自身の健康と周囲への配慮が何よりも重要であることを示唆しています。

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