氷川きよし、活動再開後の多忙な日々 新CM不在にファンから疑問の声

2024年8月に音楽活動を再開して以来、歌手の氷川きよしさんが精力的に活動しており、その動向が注目されています。活動休止期間を経て、独立事務所「KIIZNA」を設立するなど、新たなスタートを切った氷川さんは、多岐にわたる活躍を見せています。しかし、長年イメージキャラクターを務める辛子明太子メーカー「かねふく」のCMについて、ファンの間で現状のビジュアルとCM内容にギャップを感じる声が上がっています。

氷川きよしさんのコンサート風景氷川きよしさんのコンサート風景

華々しい活動再開と今後の予定

氷川きよしさんは、2022年12月の活動休止後、2024年4月に個人事務所「KIIZNA」を設立。同年8月には音楽活動を再開し、目覚ましい活躍を続けています。2025年11月19日にはアルバム『KIINA.』をリリースし、12月には福岡と大阪でのディナーショーを控えています。さらに、年明けの1月28日には3年半ぶりとなる演歌シングル『ほど酔い酒』を発売予定。1月31日から4月30日には、主演舞台『氷川きよし特別公演』の上演も決まっており、ファンにとっては嬉しい知らせが続いています。

長年のCMキャラクター「かねふく」とファンからの疑問

氷川さんは、2014年から辛子明太子メーカー「かねふく」のイメージキャラクターを務め、同社のCMにも出演し、10年以上にわたりブランドを支えてきました。しかし、SNS上では「かねふくのCM新しく撮らないのかな」「かねふくのcmの氷川きよしと今の氷川きよしってちょっと違うように感じる」といった声が聞かれ、現在の氷川さんとCMのビジュアルとの間にギャップを感じるファンが多いようです。現在放映されているCMは2019年撮影のもので、当時の爽やかな短髪姿が特徴的ですが、ここ数年の氷川さんは髪を伸ばしたり、衣装を大きく変えるなど“イメチェン”した姿が広く認知されています。

イメチェン前の氷川きよしさんが出演する、かねふくのCMイメチェン前の氷川きよしさんが出演する、かねふくのCM

「かねふく」が語るCM継続の理由と今後の展望

このCMに関する疑問に対し、「Smart FLASH」が「かねふく」に問い合わせたところ、同社企画室の担当者から詳しい説明がありました。本来、氷川さんとは毎年契約を更新し、CM撮影を行ってきたとのこと。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響、氷川さんの活動休止、さらには事務所独立といった様々な事情が重なり、毎年CMを撮影する契約内容が変更されたといいます。現在の契約上、過去に撮影した映像は氷川さんの了承を得た上で使用が許されており、そのため既存のCMが継続して使用されている状況です。

新しいCM撮影の予定については、現時点では未定とのこと。「契約上、2026年夏ごろまでは、現在のものになると思われます」と担当者はコメントしており、ファンが待ち望む最新の氷川さんが明太子を宣伝する姿は、しばらく見られないかもしれません。

活動を再開し、新たなステージへと進む氷川きよしさん。その魅力的な変化が、いずれ新しいCMで表現されることを多くのファンが期待しています。