高市早苗首相の「虎党」スマホケースが日本シリーズで話題に:阪神タイガースへの意外な“援軍”

プロ野球の日本シリーズが熱戦を繰り広げる中、阪神タイガースと福岡ソフトバンクホークスの戦いに世間の注目が集まっている。特に10月28日の第3戦でソフトバンクが逆転勝利を収め、阪神が初戦の1勝から2連敗を喫したことで、その戦況は一層緊迫している。しかし、この厳しい局面において、阪神に思わぬ“強力な応援”が寄せられているとして話題を呼んでいる。

テレビ番組で映し出された高市首相の「虎党」スマホケース

その注目を集める応援の主は、日本の高市早苗首相だ。10月27日に放送されたフジテレビ系のニュース番組『Live News イット!』では、アメリカのトランプ大統領来日に関するニュースが報じられた。その映像の背景に映り込んだ高市首相のスマートフォンに、視聴者の視線が集中した。彼女のスマホカバーには、阪神タイガースのロゴが大きくプリントされており、まさに“虎党”ぶりを象徴するデザインだったのだ。奈良県出身で神戸大学を卒業した高市首相は、かねてよりタイガースファンであることを公言している。この映像は2021年の自民党総裁選に出馬した際のものだが、首相就任という現在の状況と重なり、当時以上に大きな話題となっている。

ネット上の熱狂的な反応と“特定”されたグッズ

この高市首相の「虎党」スマホケースは、瞬く間にインターネット上で拡散され、多くの反応が寄せられた。「これはガチ勢」「タイガースファンの鏡」といった共感の声や、「日本シリーズこの状況の中、この援軍は強い!」と阪神の苦戦を案じるファンからの期待の声も上がった。中には「高市さんの機嫌は阪神が握ってるから 阪神絶対勝たなあかん日本の未来のために」といった、ユーモアを交えたコメントも見られた。さらに、高市首相が愛用するこのスマホカバーは、たちまちネット上で“特定”され、通販サイトで3000円弱で販売されていることが判明。その手頃な価格に対しても「庶民派だな」「これは爆売れ必死」「アカン、すぐ完売してまう」といった声が相次ぎ、首相の意外な一面に親近感を覚える人々が続出した。

高市早苗首相が就任後初の会見で発言する様子。彼女の政治活動と阪神タイガースの応援が注目されている時期の写真。高市早苗首相が就任後初の会見で発言する様子。彼女の政治活動と阪神タイガースの応援が注目されている時期の写真。

2023年以来、2年ぶりの日本一を目指す阪神タイガースは、過去に1勝から2連敗を喫したケース18回のうち、日本一に輝いたのが5回という厳しい歴史を抱えている。この状況下で、首相という思いがけないところからの「虎党」応援は、チームの士気を高める強力な後押しとなるかもしれない。はたして、高市首相の“援軍”が阪神の挽回につながるのか、今後の日本シリーズの展開が注目される。


参考文献

  • J-PRIME via Yahoo!ニュース (2025年10月29日). 「高市早苗首相が愛用、“虎党”全開のド派手なスマホカバー」.