蓮舫氏、高市早苗氏の日米首脳会談対応にSNSで苦言 – ネット炎上と立憲民主党の課題

立憲民主党の蓮舫参院議員(57)が自身のX(旧Twitter)に投稿した内容が、高市早苗首相(64)とトランプ大統領の会談における振る舞いを巡って大きな物議を醸している。日本の主要な政治ニュースとして、この一連の出来事は、野党議員のSNS利用と公の場での発言のあり方について、改めて議論を提起している。

蓮舫氏は28日に行われたトランプ大統領との初の日米首脳会談後、高市首相がトランプ氏と共に横須賀基地を訪れた際の様子について、自身のXで以下のように言及した。

《肩に腕を回されなくても。笑顔を振り向かなくても。飛び跳ねなくても。腕を組まなくても。冷静な会談はできたのではないかな、と見えます。とても残念です。「演出」ではなく「信頼」で成り立つ政治を求めていきたいと思っています。》

この投稿は、高市首相がトランプ氏と笑顔でサムアップしたり、肩を引き寄せられたりするなどのシーンが報じられたことに対する指摘と見られている。

日米首脳会談での高市早苗首相とトランプ大統領。蓮舫氏のX投稿の背景となる横須賀基地での様子。日米首脳会談での高市早苗首相とトランプ大統領。蓮舫氏のX投稿の背景となる横須賀基地での様子。

ネットユーザーからの猛反発と批判の背景

蓮舫氏のX投稿が複数のネットニュースで取り上げられると、コメント欄は瞬く間に「大荒れ」の状態となった。多くのユーザーからは、蓮舫氏の指摘に対し違和感や批判の声が殺到している。

  • 「政治家として大きく引き離されていることに嫉妬しているのがよく分かる。高市氏の活躍がそんなに悔しいのか」
  • 「女性の敵は女性ということを体現している。噛みつきが芸風だからこれくらいのことしか噛みつけないことに嫉妬しているように感じる」
  • 「残念なのは蓮舫さん、あなたですよ」

といったコメントが並び、蓮舫氏の発言が高市首相に対する嫉妬や、女性政治家特有の感情的な批判と受け止められていることが浮き彫りになった。

政治記者が指摘する「女性同士の批判」と立憲民主党のSNS炎上体質

全国紙の政治部記者は、今回の蓮舫氏の投稿について、「“女性同士だからこそ”言える批判であり、もし男性議員が同様の指摘をしたら、今回とは比べものにならないほど大炎上しただろう」と分析する。しかし、多くの国民からは「女性の敵は女性」という見方をされてしまったと指摘している。

また、立憲民主党の議員は、この件以前にもSNSでの発言を巡って炎上騒ぎを起こしている。高市首相の所信表明演説時に猛烈なヤジを飛ばして批判を浴びた際も、党の他の議員がXでそのヤジを擁護し、さらなる火種を投じたばかりだった。

前出の政治部記者は、「ヤジ論争もそうだが、立憲の議員はSNSで噛みつく度に炎上している。一度、党全体でSNSリスク・リテラシー研修を受けてみてもいいかもしれない」と述べ、立憲民主党全体としてSNS運用の見直しが必要であるとの見解を示した。

結論

蓮舫議員による高市首相の会談対応へのX投稿は、国民の間で大きな反発を招き、再び立憲民主党のSNSを通じた発信姿勢に疑問を投げかける結果となった。与野党間の政策論争だけでなく、個人の振る舞いに対する指摘が感情的に受け止められやすい現代において、政治家がSNSで発信する内容の慎重さと、それに伴う影響への理解がこれまで以上に求められている。

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