「日本に来る機会があれば…」と述べられた秋篠宮さま 「初孫との面会」が実現しない理由


 先月30日に60歳となられた秋篠宮さまは、これに先立ち恒例の記者会見に臨まれた。折しも、今年はご成婚35年の節目。会見では、紀子妃をはじめご家族への言及もなされたのだが、一方で「喫緊の課題」については、いつになく踏み込んだお言葉を発せられていた。

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「午前10時ごろ、愛子さまがお祝いを述べにお成りになり、赤坂御用地の西門を通って宮邸に向かわれました。その1時間ほど後、秋篠宮さまは天皇・皇后両陛下へのごあいさつのため皇居をご訪問。半蔵門を通過される際には車の窓を開けて沿道の人々に会釈されていました。秋篠宮さまは続いて仙洞御所も訪ねられ、上皇ご夫妻にごあいさつなさっています」(宮内庁担当記者)

 その5日前の25日、宮邸に隣接する赤坂東邸では、午前10時からお誕生日会見が開かれていた。

「われわれ記者会は前もって五つの質問を提出していました。秋篠宮さまは毎年、お手元にメモなどを用意なさらずにご発言されるので、5問に含まれる細かい設問を一つひとつ記者が口頭で繰り返し、それにお答えになる形で進みました」(同)

 とのことで、

「最初の質問で『還暦を迎えられたご感想』について尋ねたところ、秋篠宮さまは『時間というのは連続しているものと認識している』と仰り、『還暦と言われても干支(かんし)が一巡したんだなということと、そういう年齢になったんだなという感想があるくらい』とだけお答えになったのです」(同)

〈わがままな夫をよく支えてくれていて、感謝しています〉

〈もう還暦ではなく、まだ還暦という思いでおります〉

 と、きわめて含蓄に富んだご回答をされ、併せてご自身の過ごされた60年を回想なさっていた。さる皇室ジャーナリストは、

「今回の秋篠宮さまのご回答は“単なる通過点”でしかないという、淡々としたものでした。数字で区切ることに、さほど意味を見いだされておられないのでしょう。実際に1985年、ご自身が成年となられた際にも『大学に在学中なので大きな区切りとは受け止めていない』と仰っていたくらいです」

 それでも、今年ご成婚35周年を迎えられるにあたり、共に歩まれてきた紀子妃については、

〈このわがままな夫をよく支えてくれていて、感謝しています〉

 そうご回答。現在は週末に散歩をご一緒されて運動不足を解消なさっているといい、先頃お二人で日光を旅されたことなども明かされていた。さらに、

「悠仁さまのご様子についても、宮邸とつくばとの“二重生活”を送られる中で、自炊をなさっていると仰っていました。宮邸の庭で採れた野菜を使ってポテトサラダを作られたり、栗ご飯の写真を送ってこられたりといったエピソードも披露なさっていました」(前出の記者)



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