東名のエアガン男、名神でも発射 器物損壊容疑で書類送検 京都府警


 京都市内の名神高速道路で走行中の乗用車にエアガンを発射したとして、京都府警は19日、器物損壊容疑で兵庫県尼崎市の無職、佐藤竜彦被告(40)=覚せい剤取締法違反の罪で公判中=を書類送検した。「知らない」と容疑を否認しているという。

 佐藤被告は、愛知県内の東名高速道路で9月、走行する別の乗用車にエアガンを発射したとして、道交法違反(道路における禁止行為)の罪で名古屋簡裁に略式起訴され、罰金5万円の略式命令を受けている。

 書類送検容疑は8月2日夜、京都市伏見区内の名神高速道路上り線をワゴン車で走行中、50代の男性が運転する乗用車に並走しながら車内からエアガンを複数回発射し、乗用車の車体を傷つけたとしている。

 被害届を受けた府警が、男性が撮影したスマートフォンの映像を解析したところ、ワゴン車の車種や色が愛知の事件で使われたものとよく似ていたという。



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