今年も世の中には様々なニュースが溢れました。漫才コンビ・金属バットが独自の視点で選んだ「2025年の5大ニュース」を発表します。日本のジミヘン、人気力士の塩、すごい陰謀論、大阪万博、そして栄えある第1位は一体何だったのでしょうか。彼らならではの切り口で、この一年を振り返ります。
第5位:音楽界を騒がせた「日本のジミヘン」
年の瀬を迎え、『金属バットの酒辛肉鮪』恒例、今年の5大ニュース発表の季節がやってきました。
友保さんは「河内家菊水丸さんのバンドにいそうすぎるギタリスト」を第5位に挙げました。そのギタリストは、ジミ・ヘンドリックスが組んでいたバンド「ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス」のメンバーかと見紛うほどの風貌をしているとのことです。河内音頭を演奏するギタリストでありながら、アフロヘアという衝撃的な見た目に友保さんは驚きを隠せませんでした。
このギタリストの存在を知ったのは、夏に営業で河内家菊水丸さんと共演した際のこと。初めて生で聞いた河内音頭に感動した友保さんは、「ほんまにあのまんまやん」と感激し、ギターを弾く姿を見て「ジミヘンのメンバーでした」と語ります。そのギタリスト、幾島学さんの演奏は「だいぶチルってましたよ。だいぶパープルヘイズでしたね」と評し、河内音頭のライブは「一撃で夏になった」と振り返りました。この予想外の組み合わせと存在感が、友保さんの心に深く刻まれたようです。
金属バットの小林さんと友保さんが2025年を振り返る様子
第4位:大谷翔平を抑えて相撲界から「宇良、塩まかへんすぎ」
今年の大きなニュースとしては、ミスタープロ野球・長嶋茂雄さんの逝去や、大谷翔平選手の4度目のMVP受賞などがありました。長嶋監督については、野球に詳しくない小林さんでさえNHKの特集番組で振り返りを見ており、「ほんま旅館の一室で襖閉めてバッティングしてたとか。練習風景見せへんみたいな。ちゃんとエキセントリックな方でよかったです」と、その型破りな人柄に触れました。
大谷選手の試合について、友保さんはNGK(なんばグランド花月)のロビーでザ・ぼんちのおさむ師匠と一緒に観戦したエピソードを披露。おさむ師匠が「これすごいぞ見とけ」と興奮する中、友保さんは「わあ、いや、すごいっすね」と薄い反応だったと笑いを誘いました。
小林さんと友保さんの2025年のスポーツ界のニュースとして、友保さんは大谷選手を抑え、相撲界から「宇良、塩まかへんすぎ」を第4位にランクインさせました。友保さん曰く、宇良関は「一年でまいていい塩の量決まってんちゃうかっちゅうぐらいまかへん」と表現。宇良関が持つ卓越したテクニックや何十年ぶりに出るような珍しい技が注目される一方で、友保さんは「宇良はそこじゃないんですよ。やっぱ塩まかへんすぎ、これです」と独自の視点を強調しました。「一年の塩の総量決まってんのか、もしくはホワイトベースの乗組員かどっちかよ。あんなに塩大事にするって」と、その塩に対する姿勢に感銘を受けた様子です。友保さんの奥様が相撲好きであることもあり、相撲を見る機会が増え、このようなユニークな視点を持つに至ったと語ります。
第3位:世間を騒がせた「すごい陰謀論」
第2位:期待と不安が交錯する「大阪万博」
第1位:漫才コンビが選んだ2025年の最も大きな出来事とは
陰謀論で有害物質とされた空中に散布された雲のイメージ
金属バットが選んだ「2025年の5大ニュース」は、彼らならではのユーモアと鋭い観察眼が光るラインナップとなりました。音楽界の意外な発見から相撲界のユニークな力士まで、世間の大きな話題とは一線を画す彼らの視点は、私たちに新しい「ニュース」の楽しみ方を教えてくれます。今年の出来事を彼ら独自の切り口で振り返ることで、読者もまた、違った角度から一年を振り返るきっかけになったのではないでしょうか。





