岩手県は20日、台風19号による県内の被害総額が、18日時点で約401億円に上ると明らかにした。このうち、全線の約7割が不通となった第三セクター三陸鉄道リアス線の被害は約20億円。
土砂流入やのり面の崩落などで線路や信号設備に被害が出た三鉄に対し、県は運賃収入の大幅減に対応するため3億円を貸し付けるほか、鉄道施設の復旧工事には国庫補助20億円を見込む。
県によると、河川や道路の公共土木施設が約261億円、サケ・マスふ化場などの水産や農林業施設が約97億円だった。
岩手県は20日、台風19号による県内の被害総額が、18日時点で約401億円に上ると明らかにした。このうち、全線の約7割が不通となった第三セクター三陸鉄道リアス線の被害は約20億円。
土砂流入やのり面の崩落などで線路や信号設備に被害が出た三鉄に対し、県は運賃収入の大幅減に対応するため3億円を貸し付けるほか、鉄道施設の復旧工事には国庫補助20億円を見込む。
県によると、河川や道路の公共土木施設が約261億円、サケ・マスふ化場などの水産や農林業施設が約97億円だった。